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TREE

· どうでもいいこと

わたしは、常に食べることを考えていて、

身長も女性にしてはそこそこある方なので、

油断すると、大女になるポテンシャルを常に秘めていて、まあまあ気を使っています。

駅の階段はエレベーターを使わないとか、時間があれば散歩するとか

渋目の運動を重ねることで、なんとかここまで乗り切ってきました。

その日も、時間があったので、近くの代々木公園まで散歩しようと

ウォーキングシューズを履いて外にでると、

マンションの共有玄関の前に

” TAKE ME FREE!!! "

というメモが貼られた、私の身長とほぼ同じくらいの観葉植物が置いてありました。

私の住んでいるマンションは、外国人の家族が何組か住んでいて、

廊下ですれ違う時は、

”Hello ! "

と挨拶をしてくれるので

”コンニチハ!”

と、日本語で挨拶することで、少しでも日本を楽しんでもらえるよう、小さなおもてなしをしています。

隣の部屋に、引っ越し屋さんが来ていたので

隣の家族が、引っ越しの際に観葉植物を置いていったのだろうと推測されます。

(こんな大きなもの、持って行く人いるのかな…)

と、少し気がかりでしたが、

ひとまず代々木公園に散歩に向かいました。

代々木公園にはドックランがあって、

大型犬から小型犬までが

狂ったように走り回っているのを確認し、帰路につきました。

家の近くの上り坂をのぼっていると、

さきほどの観葉植物が同ポジでいるのが目視されます。

わたしが小学生の頃、

朝顔の芽がでなかったり、

チューリップの花が咲かなかったり、

小学生にとっては耐えがたい出来事が重なり、

植物を育てることに関してはかなり暗い過去の持ち主です。

悩んだ結果、

抱きかかえるように持ち上げて、マンションの階段を時間をかけてのぼり、

息も絶え絶えに家の中に運びあげました。

家の照明に照らして、よーく見ると、

葉っぱがところどころ茶色に変色していてあまり元気がないように思います。

次の日、

都内最大級の園芸店とよばれるところに行ってみました。

撮った写真を店員さんに見せると

・この木はゴムの木だということ

・植木鉢が大きすぎて、栄養が行き渡ってなくて根腐れを起こしてる可能性がある

・一回り小さな植木鉢を買って移し変えて、半分より上の方は幹から切ってしまった方が良い

という助言を受けました。

言われた通り、少し小さな植木鉢と、幹切り鋏、肥料を購入しました。

店員さん曰く、本当は3月くらいに植え替えをするのがベストで、

冬のこの時期に植え替えをすると、もしかしたらうまく育たない可能性もあるけど、

このまま放っておくと、死んでしまうとのことだったので、

思い切って、幹を半分に切り、買った植木鉢に肥料をいれ、移し変えました。

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すっかり変わり果てた姿となってしまったゴムの木に

”もっくん”

という名前をつけました。

もっくんから、のれんわけされた枝は、

水に生けて、

根がはえてきたら、植木鉢に移し替えるようにアドバイスをもらっていたので、

さっそく、ガラスの容器に移し変え、

”きーちゃん”

という名前をつけました。

このホームページでブログを書こうと思ったのには

理由があったのですが、(その話は、また別の機会に)

せっかくだから、

この2つのゴムの木の成長日記をのせよう!と、思い立って、

ナビゲーションバーの名前を

”BLOG" ではなく ”TREE"

にしたのでした。

ちなみに、もっくんと、きーちゃんの成長記録は

日進月歩すぎて、

刻んで投稿しても面白みもなく、

コマ撮りアニメのように、ある程度時間がたった状態でないと、

変化を感じることができないということに気付いてしまい、

一度も投稿しないまま今に至ります。

そして、3ヶ月が経過した今です。

きーちゃん、そろそろ、土デビューです。

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